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社員の問題行動への基本的な対応方法とは | 3つのステップで指導の手順を解説。


3つのステップで理解する

① 改善してほしい客観的事実をリストアップする。
② 面談して改善を求める。
③ 定期的に面談を行い、行動が改善しているかを評価する。


① 改善してほしい客観的事実をリストアップする。


② 面談して改善を求める。

▶ 「してほしくないこと」よりも「してほしいこと」を伝える。

▶ 指示は「抽象的」ではなく「具体的」に。


③ 定期的に面談を行い、行動が改善しているかを評価する。

「では、2週間後にまた面談しましょう。それまでに行動がどれだけ改善されているか、こちらでも見ておきますね」


面談は2対1がお勧め。

① 「言った言わない」のトラブルになることを防ぐ。

② 問題行動を指摘した際に「そんなことやっていません」と否定されづらい。

③ 面談で感情的なトラブルになることを防ぐ。

④ 指導担当者の負担を減らす。

⑤ 何よりも二人の方が心強い。


大切なのは、「あなたと一緒に働きたい」という思いを伝えること。

「感情的な言動を改善してほしいと思っていますが、そのことで困っていることはありませんか?」

「体調が悪いとか、仕事が多くて感情のコントロールが難しいとか、もし困っていることがあれば遠慮なく言ってください。職場としても改善のために可能な限り協力したいと思っています」

Information

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・2025年6月28日(土)名古屋(日総研ビル)
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公認心理師・精神保健福祉士。精神科・EAP機関・カウンセリングルーム・学校などで、2万件以上の相談を受けてきたカウンセラー。講師としての経験も豊富で、企業や公的機関において15年以上に渡り、メンタルヘルス、ハラスメント、コミュニケーションなどをテーマに講演を行っている。
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