和歌山県庁様において、部下職員指導育成研修を行いました。
この研修は、和歌山県庁の管理職の方(113名)を対象に、「管理職を悩ます困った職員への効果的な対応方法」及び「困った職員が発生しない職場環境づくり」について3時間で解説いたしました。(オンライン形式です)
主な内容は、以下のモンスター社員対応セミナーの1部「理解編 ~なぜ困った社員が生まれるのか」と2部「対応編」について話をしました。
アンケート結果は、以下の通りとても満足度の高い研修となったようです。
●講師の指導力について 大変よい・良い94%
●研修資料について 大変よい・良い89%
色々な感想をいただいたので、一部を紹介いたします。
・内容が盛りだくさんで時間が短いくらいだった。大変分かりやすい講義で、今回の講師の他の講義も視聴したい。
職場として「できること」、「できないこと」を明確にする、「気持ちに寄り添う」とは、「要求に応える」ことではない、主語を使い分けネットワークで対応していく、相手が納得しなくても納得できないことを確認する、など非常に参考になることばかりでした。
・課題のある職員と関わるにあたり、心構えや基本的な対応など、フェーズを分けて注意点を教えていただけたのが良かった。また、声のかけ方についてもくわしく教えていただき、今後の参考にできる内容が多かった。
・家族システム論に基づき、「個人の問題」とされていることを、「個人に関わるメンバーの相互作用で起きる問題」という話が、しっくりときました。
・『パワハラを防ぐ安全な部下とのコミュニケーション(指導の仕方)』や『話の聞き手に意識してほしいこと。』などは、困った職員への対応方法以外にも活かせると思った。
・職員への応対という点では、ほぼ普段から考えている、また対応している内容を理論的にわかりやすい研修内容で解説いただけたという点で、自分自身の見直しとして捉えられた。わかりやすかったのでもう一度見返し、普段の業務に活かしたい。
・困った職員は、職員個人だけの問題ではなく、職場のシステムの問題。問題職員を指導するだけではなく、職場自体のシステムを点検する必要があると話は勉強になった。メンタルヘルスも含めた全体の対応を管理職として学ぶ必要があると思った。
・クレーマー対応にも使えるところが良かった。重要なのはネットワークで対応することだとわかった。「『相棒』の杉下右京を参考に」というところが、すごくイメージしやすかった。
・困った職員に対し注意することは、大事なことだとは認識していたが、注意することにより仕事が回らなくなる恐れもあって難しいと思っていました。特に職員が少なく業務量も増えている昨今、仕事を回すことを優先させることから穏便に済ませようという傾向が強いと思います。そんな中、話の聞き方や伝え方、コミュニケーションの仕方など具体的な説明があって、大変参考になりました。実際はいろんな人やケースがあるかと思いますが、感情的にならず相手を尊重しながら対応することを心がけたいと思います。
・体験を含めた具体例が多く大変わかりやすかった。困った職員、特に精神疾患の職員への現状の対応が講師の言う対応と全然違うのでもっと頻繁にこの種の研修を行ってほしい。動画でもよい。
・困った職員が改善しないのは職場そのものの問題として、管理職や職場の問題が浮き彫りになることであり、管理職自身の問題である事が良く理解できた。解決せずに放置している事自体が我々管理監督者の職務放棄であり、無責任な対応は部下や職場に対するパワハラでもあると認識しました。
多くの声をいただいたので、嬉しくてたくさん掲載してしまいました。
私は、この研修は「唯一無二の内容」と自信を持っております。今回このような機会をいただき、本当に光栄です。
ご依頼いただいた和歌山県人事課様、そしてお忙しいところ受講いただいた管理職の皆さま、本当にありがとうございました。
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