和歌山県庁様において、部下職員指導育成研修を行いました。
この研修は、和歌山県庁の管理職の方(約100名)を対象に、「管理職を悩ます困った職員への効果的な対応方法」及び「困った職員が発生しない職場環境づくり」について基本編・応用編の2回にわけて開催されました。
昨年度は基本編のみの開催でしたが、好評をいただいたため、今回は応用編のご依頼もいただきました。ありがとうございます!
基本編は問題行動を起こす職員に対する職場の心構えや対応の基礎を、応用編ではメンタルヘルス問題を抱える職員への対応方法を解説いたしました。
いただいた感想の一部を、基本編と応用編に分けてご紹介いたします。
■基本編
・わかりやすく、具体的で素晴らしい内容の研修だった。今までもいろいろな職員がおり、悩んでいたことがあったので大変参考になった。応用編を期待します。
・「管理職が役割を果たさないことから生じる喧嘩の例」や「問題のすり替え」に巻き込まれないためのポイントなど大いに参考となりました。自分の軸をぶらさず対応することを常に意識し、実践を心がけるなど、今後の職務に活かせて行けたらと思います。
・いろいろなシチュエーションのやり取りが具体的に示されており場面が想像し易く解りやすかった。「困った職員」は、個人の問題と思っていたが、職場環境が助長する要因となっていることは発見となった。職場で「困った職員」が現れた際には、研修のパターンをアレンジして的確に対応できる様にしていきたい。
・個人としてではなく、システムとして考えることが重要であることがよく分かりました。システムを評価するポイント3点を、常に意識して対応していきたいと思います。また、具体的なコミュニケーションの良い例、悪い例を示していただけたことで、どのような言葉かけをするか、イメージをもつことができました。日々のコミュニケーションにおいても意識し、職場づくりをしていきたいと思います
■応用編(メンタルヘルス問題を抱えた職員への対応)
・「疾病性」と「事例性」の対応の違いは目からうろこがおちる思いでした。今まで疾病を理由に行き詰まることもありましたが対応方法がアレンジできるので大変勉強になりました。ただ、実際に直面した時に上手に使い分けがで出来るかが不安なところですので、他の管理職とも研修内容を共有し考えていければと思います。
・疾病性と事例性という考え方は目からうろこが落ちました。言葉として説明されると、よくわかりました。指導に活かします。
・今回の研修については、所属⾧だけでなく、その上司、あるいは同僚も同じような考えで対応することが重要になるため、より多くの人に聴いてもらいたい。所属⾧以上は必須でも良いくらいの内容である。
・今現在まさに直面している問題であり、該当職員に対してどのように対応したらよいか悩んでいたところであるため、「事例性」を切り口に対応するということについては、とても参考になりました。また、職場はリハビリの場所ではないということは、自分が感じていたことであり自分の考え方が間違っていたわけではないことがわかり、少し前向きになれました。
今年度もお役に立つことができてとても嬉しいです。
ご依頼いただいた和歌山県人事課様、そしてお忙しいところ受講いただいた管理職の皆さま、本当にありがとうございました。
※職員の問題行動への対応方法を徹底的に解説する、唯一無二の研修は以下よりご確認ください!

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