活動報告

講演・研修講師

東京23区の生活保護ケースワーカーを対象に、「メンタルセルフケア」をテーマに講演を行いました。

特別区職員研修所様において実施された生活保護ケースワーカー対象の研修において、「メンタルセルフケア」をテーマに講演を行いました。

今回で3回目になりますが、東京23区で働くケースワーカーの皆様にお話する機会をいただき、本当にありがたく思います。

研修の主な内容は以下の通りです。

1. ネガティブな感情との上手な付き合い方
2. 大きなショックを受けた時に、心身の回復を早める方法
3. バウンダリー(境界線)を切り口にした、「受給者との関係性」の理解
4. 悪質なクレーマーが多用する「相手をコントロールするテクニック」
5. 「困った受給者」に対応する、組織としての心構え
6. 暴力被害を仕事の一部にしてしまう職場の特徴
7. クレーマーと心理的な距離を保つ方法
8. 今すぐできる、「困った受給者」の暴力的な言動への対応テクニック

受講された方からいただいた感想の一部を紹介いたします。

・ご自身の転職を重ねての経験談、今まで講師をされたときのケースワーカーからの相談内容等もご紹介頂き、健康に楽しく業務遂行していくための多くの気づきを得られた。特にストレスなどネガティブな感情と上手に付き合うコツや、組織として、モチベーションを上げ、燃え尽きを防いでいく職場作りを多角的にわかり易く説明頂いた。私にとって非常に有益な講義でした。

・内容に説得力があり、実践してみようと思えることが多くあり、とても為になりました。

・バウンダリーの話が印象に残りました。自分の感情は自分の責任であると学んで相手の感情は相手自身の責任であることがわかりました。ケース対応をするときには相手が納得できないからといって自分を責めるのではなく、自分の役割はここまでと線を引くようにして、割り切る考え方が理解できてよかったです。

・ケースワーカー関係なく、公務員全体に役立つ研修だと思いました。

・全部の研修の中で1番ためになりました。

・お忙しいところ貴重なお話をありがとうございました。先生のお話とても面白く聞き入ってしまいました。

今回もお役にたつことができ、とても嬉しいです。

今年も呼んでいただいた特別区職員研修所様、そして受講いただいたケースワーカーの皆様、本当にありがとうございました!

※今回の研修内容に興味がある方はこちらをご確認ください。

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公認心理師・精神保健福祉士。精神科・EAP機関・カウンセリングルーム・学校などで、2万件以上の相談を受けてきたカウンセラー。講師としての経験も豊富で、企業や公的機関において15年以上に渡り、メンタルヘルス、ハラスメント、コミュニケーションなどをテーマに講演を行っている。
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