活動報告

講演・研修講師

東京23区の生活保護ケースワーカーを対象に、「メンタルセルフケア」をテーマに講演を行いました。

特別区職員研修所にて実施された生活保護ケースワーカー対象の研修において、「メンタルセルフケア」をテーマに講演を行いました。

千葉県では生活保護ケースワーカーを対象にした研修を2回行いましたが、ついに東京でもこのような機会をいただき、本当に嬉しく、ありがたいです。

研修の主な内容は以下の通りです。

・ネガティブな感情との上手な付き合い方。
・暴言暴力被害などの大きなショックを受けた時の心の傷の扱いかた。
・ストレスを減らす、生活保護受給者との人間関係の適切な距離感。
・悪質なクレーマーなどの「困った受給者」への対応方法。
・燃え尽きを減らすための組織としての取り組み。

今回も、千葉県同様、日々激務に追われるケースワーカーの皆さんが燃え尽きないよう、少しでも前向きに仕事ができるようにという思いで、精一杯お話をさせていただきました。

「資料に記されていた事例が『あるある』と共感できるもので、すぐに職場で実践できる内容だった」
「バウンダリーを適切に保つことの重要性と無理な要求があった時の具体的イメージを掴むことができた」
「職場に戻り、同僚、仕事の仲間が辛い状況であればフォローを積極的にしようと思う」
「不安だった気持ちが勇気づけられた。徐々に本日の講義を自分のものにしていきたい」
「自分の気持ちを認める大切さを知った。自分を大切にしようと思う」

受講された方からはこのような感想を頂きました。
皆様のお役に立てたこと、とても嬉しく感じております。

今回の研修は約70名の方を対象に二回に分けて行ったのですが、私にとって今年初めてのリアル研修で、「やっぱり研修はリアルが楽しいな!」と心から噛みしめ、楽しくお話しさせていただきました。

早くコロナが治まって、前のようにノーマスクで毎月のようにリアル研修ができる日々が、一日も早く訪れますように。
今回呼んでいただいた特別区職員研修所様、そして受講いただいたケースワーカーの皆様、本当にありがとうございました!

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公認心理師・精神保健福祉士。精神科・EAP機関・カウンセリングルーム・学校などで、2万件以上の相談を受けてきたカウンセラー。講師としての経験も豊富で、企業や公的機関において15年以上に渡り、メンタルヘルス、ハラスメント、コミュニケーションなどをテーマに講演を行っている。
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