沖縄県身体障害児者施設協議会様において、「対人援助職に求められるバウンダリーの理解と対応」をテーマに講演を行いました。
沖縄県の身体障害児者への支援を行う10施設の職員の方を対象に、いつものようにバウンダリーの話をさせていただきました。
受講いただいた皆様からは、以下のような感想を頂きました。
・利用者への対応の仕方や関わり方の振り返りが出来ました。自分自身が「支援をやり過ぎる」「他者に巻き込まれやすい」傾向があるので、改めて、他者と関わる際に境界線や支援で出来る範囲と出来ない範囲を意識するようにして関わるようにしないといけないと感じました。「支援をやり過ぎる」「共依存」の関係になってしまうことで「相手の自立を妨げる」ことにもつながるということを意識して、利用者と一定の精神的な距離や境界線を取りながら関わるようにしていきたいと思います。
・共依存について、参考になって、自分と利用者との関係そのままだと感じたので、改善していきたい。境界線という言葉を知って、相手の価値観や考えを尊重して、職員同士で話し合っていきたいと思った。
・人間関係の距離感の難しさを改めて実感した。特に印象に残ったのはやりすぎる。こと。
・バウンダリー(境界線)を保つ事で自分自身も利用者様も守る事が出来る事を改めて知る事が出来、とても勉強になった。
・身近な事をはっきりと伝えてもらい納得しやすくとてもよかったです。
・「境界線を引くことができない人は、相手の感情の責任を引き受け、コントロールを受けやすくなる」という事をまっすぐ言われ納得しました。自分自身まずは試しに、はっきり[NO]と言える様にしたいと思いました。
・当施設でのタイムリーな課題の解決策が見えてきました。ありがとうございます。
・非常に参考になりました、今回はこのようなセミナーに参加させていただき、誠にありがとうございました。
・外部講師からの講習はとても新鮮で有難く思いました。コロナ禍の中でリモートで寂しく感じましたが、出来れば多数参加出来る時間帯が良かったです。
お役に立てた様子がわかり、とても嬉しいです。
今回受講いただいた沖縄県身体障害児者施設協議会の皆さま、そして主催の沖縄県社会福祉協議会様、本当にありがとうございました。
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